アビリティ・マネジメント
◆部下や後輩の本来の能力を発揮させる3つのルート
マネジメントの役割は、チームのパフォーマンスを最大化することにあります。そして、その実現のためには、チームメンバーである部下一人ひとりの持つ「本来の能力(アビリティ)」を最大限に発揮させることが大切です。 マネジメントは、そのために部下一人ひとりの「本来の能力(アビリティ)」を見極め、それが発揮されていない原因を取り除かなければいけません。 しかし、多くの上司は、「できない部下」がいると短絡的に「そもそもあいつの意識が・・・!」と部下の「意識の不足」のせいにしがちです。本当は、ちょっとしたコツを知らないだけなのかもしれません(「知識の不足」)、そのコツは頭では理解できていてもまだ鍛錬が足りず、使いこなせていないだけなのかもしれません(「技術の不足」)。 このプログラムでは、部下の「本来の能力(アビリティ)」を最大限に発揮させるため、「知識/技術/意識」という3つの視点から部下のできない状態を見極めるスキルを身につけ、それぞれの状態に適した関わり方、3つのルート(ティーチング/トレーニング/コーチング)を習得して頂きます。
プログラムの特徴
期待される効果
対象者・お勧めの方
概要
日数 | 2日コース |
時間 | 7.5時間/1日目 7.5時間/2日目 |
適正人数 | 24名/クラス(最少8名~最大30名) |
講師 | フロントリーダー2名(+サイドリーダーを参加者数に応じて増員) |
プログラム内容
◆午前
項目 | 内容 | 手法 |
導入 | ・講師紹介 ・目的の共有 研修の柱の確認 | レクチャー |
アビリティマネジメントの全体像 | ・アビリティマネジメント・モデル「すべき・したい・できる」について理解する | レクチャー |
チームの役割・目標を明確にする | ・会社理念(ミッション・ビジョン・バリュー)の理解を深める ・会社の理念から自分の部門の役割・目標を見直す | 個人ワーク 個人ワーク |
◆午後
項目 | 内容 | 手法 |
自分のクセを知る(1) | ・エクササイズを通じて自分のタイプを体感する ・各タイプの特徴を知り、自分の課題について整理する | エクササイズ レクチャー |
メンバーの「人」を知る | ・自分の持っているメンバー像を価値観や可能性の観点で整理する | 個人ワーク |
メンバーの役割・目標を示す | ・メンバーの役割・目標を見直し、明確に示す | 個人ワーク |
関わり方を決める | ・メンバーをマネジメントする際の関わり方の手順を知る ・メンバーの「できないワケ」を切り分け、その対処としての「3つのルート」について知る | レクチャー ケース演習 個人ワーク |
ティーチングとトレーニング | ・ティーチング/トレーニングの4ステップについて理解する | 個人ワーク グループワーク ロールプレイング |
1日目まとめ | ・1日を振り返り、学びをシェアする |
◆午前(2日目)
項目 | 内容 | 手法 |
導入 | ・1日目の復習・研修の場でのルール確認 | |
自己管理について考える | ・部下と関わる時間を増やすため、時間管理と優先順位について考えてみる | グループワーク |
話の聴き方 | ・相手の話を聞く時の「聞き方」の違いについて、体感的に理解する | エクササイズ |
コーチング(1) 価値観に気づく | ・自分の中の価値観を探り、仕事とつなぐための「認知」「激励」について理解して、実際にやってみる | デモンストレーション 個人ワーク・グループワーク エクササイズ |
◆午後(2日目)
項目 | 内容 | 手法 |
コーチング(2) 思い込みに気づく | ・行動を止める「思い込み」に気づかせて対処する方法を理解し、実際にやってみる | デモンストレーション エクササイズ ディスカッション |
コーチング(3) 感情を扱う | ・行動することを妨げる「感情」に対処する方法を知り、実際の使い方について話し合う | デモンストレーション ディスカッション |
自分のクセを知る(2) | ・自分のクセについて、改めて見直す | 個人ワーク |
今後のプランを考える | ・具体的にこの研修での学びをどう活かし、職場でどんなことに取り組むか考える | 個人ワーク |
2日間のまとめ | ・2日間を振り返り、学びをシェアする |
価格(税別)
研修実施料 | 1,200,000円(リーダー2名派遣) |
サイドリーダー派遣 | 100,000円(サイドリーダー1名あたり) |
テキスト代 | 2,000円(参加者お1人あたり) |
カスタマイズ料 | 別途ご相談させて頂きます |